ライト、ついてますか

とても面白い本でした。
厄介を問題として捉え、付き合っていく方法を綺麗に切り出していることが、特に印象深いです。


「問題は何か」「それは誰の問題か」と問いかけること。
自分にとっての問題と相手にとっての問題は違うということ。
問題はなくならないということ。(一つの解決はn個の問題を生む)
問題を正しく捉えたと確信することはできないということ。
それでも問題を正しく捉えようとしなければならないこと。


文章量としては一日で読める程度のものなのに、色々と考えさせられるものがありました。
あと、タイトルの意味は完全に勘違いしていました。本のある一節にこれが登場するのですが、その話から得られる教訓は意識しておきたいです。